肌にコラーゲンって?
美肌を長持ち!コラーゲンって? | ||
肌のお悩みQ&Aの項でも取り上げましたが、論理的なことではなくスキンケア観点からの説明をします。 |
肌の老化がコラーゲンの減少から、ということで数年来、化粧品のスキンクリーム、高級食材、ドリンク剤などにコラーゲン入りの商品が大人気なのだそうです。
復習を兼ねましてその正体と効果のほどは?(^^)
コラーゲンとはたんぱく質の一種で皮膚や内臓、骨などに多く含まれています。
そもそも「コラーゲン」という語はギリシャ語で接着剤の一種の「にかわ」を意味する「コラー」と「~の元」を表す「ゲン」が合わさったものです。にかわが物を接着するようにコラーゲンは細胞と細胞をくっつける役割を持っています。
皮膚のコラーゲンは真皮の繊維芽細胞で作られているのですがこの細胞にはコラーゲンを壊す働きもあり年をとりますと合成能力が落ち逆に分解能力は亢進。それで減少となるわけでしたね。かくて20歳の肌と80歳を比較するとスカスカに・・・。このようなコラーゲンの減少が肌のたるみやシワの原因のひとつと考えられています。
肌だけではなく関節でもコラーゲンは重要な役割を担っているとのこと!関節をスムーズに動かす軟骨の主成分がコラーゲンとのこと。若いころ滑らかだった軟骨も年をとるに従い擦り減っていき、これがひざ痛などの関節痛を生むのだそうです。
ではコラーゲン入りのクリームにはどのような効果が?
低温低湿度の環境下で肌の水分量を測った実験結果があるのだそうですが、水分量に関しては全員がアップ。弾力はマチマチだから皮膚につけて効果があるとはいえないのだそうです。
下図のように皮膚の隙間に比べてコラーゲンが大きいため皮下に染み込むことはできないとのこと!保湿効果が高いのは肌に塗ったコラーゲンが皮膚の表面で膜を作り水分を抱え込んでくれるだからだそうです。
また、飲んだ効果は肌のお悩みQ&Aの項でも取り上げました様に残念ながら直接的にはたまらないとのこと。正常なターンオーバーが大切です!しかし、たんぱく質を摂取すれば体内でコラーゲンが作られるがコラーゲンそのものを食べた方がコラーゲンを再生しやすいという実験効果は出てる。更にビタミンCを一緒にとった方が合成を促進するのだそうです。
シワにも以下のような原因、そして分類がありましたね。 1.皮膚へ運動負荷を減らす=お喋りの人ほどシワが多い 2.外的負荷を減らす=擦るほどシワが増える 3.紫外線を避ける=露出部位ほどシワが深い 4.徐々に太る=肥満に合わせて皮膚が拡張する為痩せたらひどく弛む・・・ |
一つのことに効果がありそうと偏らず、考え方もバランス良くが効果的なようですね!