UV化粧品の使い方
UVカット化粧品の効果的な使い方ってあるんですか? | ||
ここでは紫外線に対しての知識って多い様ですが、誤解されていそうなことと効果的な使用量について説明します。 |
前の項で紫外線が波長の長さによってA,B,Cに分けられていましたり、簡単にいえばAは主にシワの原因、Bはシミを作り皮膚ガンの原因にもなる。Cは特に強く、別名「殺人光線」とも呼ばれるがオゾン層で阻まれ地上には届いてこないと理解して頂きました。
効果的な使い方を理解して頂く為に復習を兼ねまして再点検して頂きますと
Q1,シミは何故、できるのか?
A,UVB(紫外線B)が皮膚に当たると肌を守ろうと皮膚(実際には表皮)の奥にある色素細胞がメラニン色素を作る→このメラニンが紫外線を吸収→細胞の遺伝子が傷つくのを防いでくれる。
つまり肌が黒くなることで紫外線による被害を最小限に食い止めようとしてくれているのです。しかし紫外線を浴び過ぎると遺伝子が傷つき、ある1箇所だけが過剰に反応して紫外線を浴びていないのにメラニンを生産し続けてしまう。これがシミとなったんですね。では
Q2,シワは?
A,皮膚(表皮の下にある真皮)にある「肌の弾力を保つ部分」がUVA(紫外線A)の影響で壊れて弾力を失い過剰に再生されると厚くなり、シワともなるのでした。
さて紫外線から保護した方が肌のためには良いことを理解して頂いた上で効果的な使い方と入ります。
まず、前の項でSPFですとかPA+というのがある事を説明しましたが基本としまして自分の肌を知り、合った物を選んで頂く!!その説明からです。
●スキンタイプ1
日に焼けると赤くなりやすく黒くならずにもとに戻る人・・・このタイプは紫外線に弱くシミ・シワができやすいので要注意!
レジャー等で普段とは違う強くて長い時間紫外線を浴びる場合はSPF35+++以上のものを。
●スキンタイプ2
ほどほどに赤くなり、ほどほどに黒くなる人・・・レジャーの時はSPF30+++のものを。
●スキンタイプ3
赤くならずに黒くなる人・・・レジャーの時はSPF20++のもので肌をガードを!
次に【使用量】は?
ただでさえ、ベタつき、サッパリしたい時期ということもあるのでしょうがアンケートを取りますと平均左側の0,3グラムということ。化粧品会社はおよそ、1グラム を塗る必要があるとの事(右側の3倍くらい量!)。日焼け止めクリームは薄くても効果はあるが量が半分になると効果は4分の1に落ちるのだそうです。 |
そして忘れてならないのが後のケア!
また、専門とは離れますから、詳しくは説明しませんが、紫外線は白内障になる危険性が高くなることも分かっています。そちらも合わせてご用心下さい。