ビタミンCの美白?
ビタミンCに美白効果ってあるんですか? | ||
摂取量が大切です。多過ぎても駄目、少な過ぎても駄目、過度の期待はせず、正常なターン・オーバーが大切ということに心がけてください。 |
肌の色は肌のしくみのメラニンの項でも説明させて頂きましたが、メラノサイトが細胞の中でチロシンというたんぱく質を原料に自動的にメラニンを作る→これは酸化・活性といわれるものでした。ビタミンCには服用(飲むこと(^^))するとこの活性を抑えてくれます。しかし、取り過ぎても健康被害がでますから、厚生省からも注意が出されました。その量について説明をします。
すでに新聞等で報じられましたから、ご存知の方もあるでしょうが、厚生省、さらに米国アカデミーより勧告もありました。
昨年(99)6月、厚生省の公衆衛生審議会が「日本人の栄養所要量」を改定し、ビタミンA,D,Eなどについて過剰摂取対策として上限を設定したのですが、Cは副作用の報告がないとして上限が設けられていませんでした。ところが前出・米国アカデミーの医学研究所からだされた栄養素の摂取に関する報告書で「良くない」と上限を設けるよう勧告!
取り過ぎると下痢を起こす恐れがあると指摘、成人男女の1日当たりの摂取量は最大2千mgということです。
ただ、適量の摂取は健康の維持に欠かせないと強調、とくに喫煙者は多めに取るよう勧めている。
厚生省は成人男女の所要量を100mgと設定している。
メラニン生成の酸化活性を抑制させるには1日、千mg必要だということです。医薬品のビタミンC剤であれば、1錠が千mgの設定になっているものが出ていますから、継続が必要となります。そして 正常なターンオーバーを維持する為に重要なこと(睡眠・栄養・休養)は忘れないようにしましょう!(^^) |