ここまで見て頂きまして髪が
皮膚の毛細血管→毛乳頭→ケラチンタンパク質→毛母細胞→分裂して髪に |
ということが分かって頂けたと思います。そして脱毛症の原因も髪の栄養不足ということも分かって頂けたでしょうが、じゃあ、髪の栄養とは何でしょう?
最近、TVでも健康番組が多く、お昼に放送されるとその食材なり食べ物が売り切れになってしまうなんて聞きます。昔から髪に昆布やわかめが良い、白髪に黒ごま!と言われますが・・・、そうではありません。
僕は親に「好きなものばかり食べてないで何でも食べなさい!」と言われましたが(^_^;)、そのほうが正しいのでは!?
髪が寿命を終え新しく生え変わる、肌が細胞分裂で新しいものと変わっていくことを代謝というのですが、まず体全体の物質代謝が順調であるということが大切です。 海草中の保湿成分やミネラルの素晴らしさも勿論、大切です。しかし、少し違うことは髪を構成しているタンパク質がケラチンで硫黄を含んだ硬いタンパク質でできているのです。このために1日に必要なタンパク質90グラムのうち、三分の一は含硫アミノ酸を多く含んだ動物性タンパク質か、植物性であれば豆類を多く取ることが良いということです。しかし、からだ全体の物質代謝が順調ということはこれに必要な栄養素をバランス良く取った上にプラスして取りなさいということなのです。
次に白髪にゴマは!?白髪の原因は毛母細胞と同じ毛根の基底部にメラニン色素を作る色素細胞があるのですが、ここが働かなくなるからです。チロシンというタンパク質が酸化されることによることでメラニンとなります。植物系の黒い色素はヘマチンが多く、違っています。白髪を遅らせようと思われるのですと安全な形の銅を含んだ食物。それは貝類や海老、カニに含まれているのですが、不足してる人はないでしょう。 |