髪の常識?ウソ?本当?
髪の常識、うそ?ほんと? |
考えてみますと民放は広告で成り立っている訳ですからスポンサー優位に!は仕方ないことなのかもしれません。しかし、一般消費者は専門知識がない訳ですから過剰な広告は JORO(日本広告審査機構)で規制されるようになっています、というより<いました>と過去の表現をしなければいけないのかもしれません。
最近聞いた???と思うようなことも並べましたから 幾つくらい、ご存知か、お試し下さい。(^_^)
[抜け毛に関して]編 |
Q2: 髪の毛をポニーテールにしていることが多いのですが・・・? |
Q3:ストレスは? |
Q4:パーマをかけたり、髪を染めるのが頻繁なんですが? |
Q5:帽子が好きでよくかぶっているんですが? |
Q6:辛いものが大好きでよく食べるんですが? |
[全般]編 |
Q7:毛深いんですが男性ホルモンが多いのでしょうか? |
Q8:白髪は抜くと増えるんですか? |
Q9:一晩で白髪になることがありますか? |
Q10:白髪が出始めたせいなのか、痒いんですが? |
Q11:白髪に効くトニックって効いたんですが? |
Q12:髪が細かったからヘアケアを心がけるようにしたら2週間で良くなった! |
Q1:お酒はかなり飲む方なんですが・・・?
A:少しだけ関係あり!弱い体質の方と飲みすぎにはご用心!
髪はもうご存知のようにタンパク質でできています。身体の中でタンパク質を作っているのは肝臓ですから飲みすぎで痛めてしまうと、タンパク質を十分に作れず、髪に栄養が不足してしまいます。今までに見て頂きましたように家系的に脱毛と思われる方も現在できることは?といいますと“脱毛の広がる速度をどこまで遅らせられるかがポイント”な訳ですから脱毛の体質を遺伝してると思われる方やアルコールに弱い体質の方、それに飲みすぎにはご注意ですね!
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Q2:髪の毛をポニーテールにしていることが多いのですが・・・?
A:関係あり!目が吊り上がってしまう程、強く縛ってる場合は時折、ゆるめてください。
脱毛症の分類の中にも牽引性脱毛症があります。髪の固着力を上回った力ですと当然脱毛してしまいます。 髪の毛を強く引っぱるという行為は頭皮に緊張がかかり、血行が悪くなります。引っぱった状態を長い時間続けていますと毛乳頭が萎縮して毛母細胞への栄養伝達が上手くいかなくなるのですが固着力の弱い子供や目が吊り上げるようなポニーテールは気をつけましょう!
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Q3:ストレスは?
A:関係ありません!髪は生命維持にも関与するような重要な生理機能がありますから・・・
色んな病気でも《自己診断》でストレス!としてしまう傾向があるようですが、髪(毛)には生命維持にも関与するような重要な生理機能がありますからストレスが関与するケースは極々稀です。植物人間のような状態で生命維持装置が外せないような重体患者の方も髪は伸びてますでしょ!ただ、上記でも説明してます家系的脱毛の方が現在できることは?といいますと“脱毛の広がる速度をどこまで遅らせられるかがポイント”な訳ですからストレスのあまり血行を促進させるマッサージや、毎日のシャンプーはお忘れになりません様に!
Q4:パーマをかけたり、髪を染めるのが頻繁なんですが?
A:ぜぇ~んぜぇ~ん関係ありません!そんなことがもし起きるようでしたら、許認可がおりませんからご安心を!!
パーマや脱色などで髪の毛自体が傷むことはありますが、パーマ液や染毛剤などは、毛自体に働くもので毛根には直接働きません(影響ない)ので関係ありません。髪は成長期毛になっていましても毛根は皮下6mm程度。もしその部分まで薬が浸透して作用するのであれば、新生部にも染毛効果が3ヶ月程度あるということになります。でも3~4日で染めた色とは違った色の髪が生えてきてしまいますでしょ。また、仮に極々稀にそのような方があるとしても《使用上の注意》として明示しなくてはならない法律になっていますからご安心を!何十年も世界中の人が使用し続けていて安全性は保障されています。
Q5:帽子が好きでよくかぶっているんですが?
A:ぜぇ~んぜぇ~ん関係ありません!野球選手や工事現場の人は全員ハゲですかぁ!?(^_^)安心しておしゃれをお楽しみください。
髪の栄養不足や常在菌の異常繁殖が抜け毛の原因となる為、常に清潔な状態を保てば、帽子をかぶって髪の毛が抜けてしまうことはありません。毛根には何の影響も害もありません。(ただし、風通しの悪いものや時代劇のづらのように圧迫性の強いもの、またムレてしまうようなものや被りっぱなしの場合は、風通しが必要です) |
Q6:辛いものが大好きでよく食べるんですが?
A:関係ありません!育毛剤の中にはトウガラシも入っていますが関係ありません(^^)。
また、汗かいても痩せませんよ!(^_^)
辛いものを食べると頭皮に汗が出やすくなりますが、辛いという刺激は、毛根に何の影響も与えないので害はありません。 |
Q7:毛深いんですが男性ホルモンが多いのでしょうか?
A:関係あり!頭髪以外の部分、うなじや体毛の部分には関係してます。
男性ホルモンは、身体の体毛(胸毛やスネ毛など)の成長を促進させる働きがあります。思春期になるとヒゲなどが発達するのも男性ホルモンの作用です。しかし、頭髪にかぎっては反対の作用を示し、成長を抑制させる働きがあります。(脱毛の遺伝子をもつ方にのみ阻害物質となるようです) |
Q8:白髪は抜くと増えるんですか?
A:
関係ありません!黒髪と白髪の違いはメラニンのみですが、抜いて増毛できますか?(^_^)
髪の毛は1本1本が独立していますので、抜いたからといって増えることはありません。白髪を抜いた毛穴から生えるのもまた白髪。せっかく抜いて少なくなったと思っていましても忘れた頃に気付くとはえているので、増えたような感じがするのでしょう。
Q9:一晩で白髪になることがありますか?
A:関係ありません!迷信なんでしょう。そのような記録は残っていないそうです。
西洋の「マリーアントワネットがヴァレンヌ逃亡事件の失敗で強制送還された翌朝、一夜にして白髪になった」と言い伝えられていますが本気にする人はいないでしょうし、例外といわれる人の記録は残っていないそうです。髪の色は髪の毛が作られる時、通常はメラノサイト(色素細胞)で作られたメラニン顆粒が髪の毛の中に送りこまれることによります。白髪とはメラノサイトが消滅し、メラニン顆粒が髪の毛の中に送り込まれなくなり、髪の毛が白くなる現象です。ですから一夜にしては考えられません。また、なぜメラノサイトが消失してしまうのかは解明されていません。
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Q10:白髪が出始めたせいなのか、痒いんですが?
A:関係ありません!湿疹でもできていたんでしょう。因果関係はありません。
かゆみのメカニズムは皮下組織にあるヒスタミン(伝達物質)が刺激により神経細胞に触れることによりおきます。ですから上記にも示した白髪の原因にもなんら因果関係がありません。偶然、湿疹でもできていたのではないでしょうか?
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Q11:白髪に効くトニックって効いたんですが?
A:ほんとか??? 上記しましたように白髪の原因であるメラノサイトが何故、消失してしまうのかは解明されていません。ショウガエキスが含まれていて・・・というのは血行促進のみですから効果があった場合も偶然でしょう!
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Q12:髪が細かったからヘアケアを心がけるようにしたら2週間で良くなった!
A:ほんとか???某FMラジオ放送にてパーソナリティの発言
2000年4月27日紫外線が強くなってきたから「ヘアケアが大切」についての放送中での発言。某大手化粧品広報の方にTEL指導を受けてのというような形式だんたのですがこの化粧品メーカーにゴマをすってのことなのか無知からなのかはわかりません。抗議をしても受け付けられませんから聞き手側で善悪の判断をしていくべきかと思います。 髪の分類は多毛・薄毛・脱毛症になるのですがねこっ毛といわれるような細い髪の方は日常のケアに心がけて頂けたところで残念ながら太くなることはありません。現在はかつらや育毛剤メーカーによって細い髪の方々までケアを怠ると脱毛するように威かされてはいますが細いからといって脱毛もしません。また髪のサイクルは3ヶ月といわれますから2週間で分かるなんてことも当然ありません。 |