植物性と鉱物油

2015年6月17日

qa 紫ボール 植物性・鉱物油、どちらが?
紫ボール ここではスタイリング剤・セット剤(整髪)についての選択を説明します。

今はスタイリング剤が『ムース人気』以降、リーズナブルになったこともあり定着してるといえますよね。(^_^)
自然な感じといえども『スタイリング剤を付けて仕上げる』ことが当たり前となってます。ネット上は文字だけとなってしまいますから使い方はわからない場合は実際に試してみられるか理美容師にスタイリングの仕方を聞いてみられることが良いでしょう。
ここでは髪を軽くみせるために明るく染め(ブリーチ)髪の痛みを気にし始めた方や自然ブームによりよりこのような質問をうけることがありますのでそのケースの説明です。トリートメントの項で説明しましたが健康毛ほど油成分吸着しやすく損傷毛PPT吸着しやすい性質があります。それをスタイリングに使って頂くなり、トリートメントに使用して頂ければ効果的です。

[油脂の吸着量]        

油脂の種類 吸着量
(註)
流動パラフィン 11.6% 鉱物性液体でやや粘性あり
ワセリン 8.76% サメ肝油に水素添加、軽く粘性はない
椿油 7.46% 皮質への浸透性は高い
オリーブ油 3.18% (理美容の科学より)
豆知識
単に艶出しや粘着性を目的とする場合は鉱物性が良いでしょう。 油の吸着は毛表皮(キュウティクル)で行われるのが一番多くキュウティクルの剥離された損傷毛(痛んだ髪)は油の吸着残存率は少ないので皮質に浸透する割合は植物・動物が良いでしょう。

また、これ以上の最新及び詳細情報をご希望の方は管理者にお問い合わせください。

Posted by koasa