合成と天然
合成された成分よりも天然成分のほうが安全なの? | ||
各項で『何が大切なのか』を説明させて頂きましたが、安心して相談できる処を見つけられることではないでしょうか? |
この問題は何十年も前から繰り返し、繰り返し問題にされることですね。それだけ科学技術の向上ということもありましょうし、情報の混乱ということもあります。
一言で「天然物のほうが化学物質よりも安全だ」というふうに、簡単に決め付けてしまうことはできません。なぜならば、天然物の中にも、うるしによるかぶれなどのように、明らかに危ない成分もあるからです。 また、化学物質にも同様に危険なものがあります。
化学物質は原料の組成がはっきりしていますが、天然物の中には原料の組成がはっりきしていないものが多く含まれています。 「肌によくない成分を取り除く」ということについても、化学物質は組成がはっきりしているため、原料を精製することで可能ですが、天然物はその組成が複雑であったり、はっきりしていないものもあり、何を精製によって取り除いてよいかわかりにくく、安全性に不安が残るのだそうです。また、アレルギーの項でも説明していますが増える傾向にあり、安定性を保つには防腐剤等、厳密に純粋は難しいものとなります。
大切なことは、数ある天然物や化学物質の中から
- 肌に安全なものをいかに見つけ出して、化粧品の原料として使っているか
- 化粧品に使用されている原料がどれだけ安全性を確かめられているか
ということなのだそうですからきちっとした情報を公開して頂けるような、また明確な説明をして頂けるメーカーを大切にされることがとても大切となるでしょう!