2015年7月6日
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ブリーチ毛を黒くし、また、明るくしたいのですが、出来ますか? |
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一言でいえば、信頼して任せられるサロン、スタイリストを見つけられることが大切でしょう! |
ヘア・カラーの種類や仕組み、違いはヘアカラーの損傷Q&Aで説明させて頂きました。
現在のように髪の色が男女とも、年齢に関係なく、黒くないのも当たり前!その方が柔らかく見えたり、軽い感じで・・・と楽しまれることは多いに良いことでしょう!
しかし、『髪を痛めたくない』とも思われるなら、慎重に薬液の選択、そして正しい使い方をされなければなりません。 髪は死んだ細胞で一度、痛めてしまうと元には戻せませんし、ブリーチは縮毛矯正より、髪を痛めます。もう、安心して任せられるサロンなりスタイリストがあるのでしたら、大丈夫でしょうが、市販薬で黒くされたのなら、何を使用してされたのかを伝えられることも大切となります。
一番大切なのは【髪質なり肌質、希望の色をだすのにベストな薬液の選択】となるのですが、それを選ぶのに何を使用して黒くされたか?が第一歩となります。
はっきり分かり易い状態に<ヘア・マニキュア>と表示されていれば問題ないのですが、1液・2液を混合し、髪に付けるヘアダイを使用されたのか?で選択肢が違ってきますし、取り返しのつかないこととなります。
サロンでテストを出来ないこともないのですが、余分な時間を要し、料金も加算されることとなるでしょう!
使用させた空き箱か、説明書、容器でも残っていればそれを持参されるのも選択法になるのですが、
●無ければ・・・1液・2液を混合させませんでしたか?→染めたこと(ヘアダイ)となります。
●混ぜないでクシやブラシ状のものに出てきたものを付けた→ヘア・マニキュアとなります。「最初、どんな色をしてましたか?」・・・●最初はクリーム色のような状態だったが段々に黒い色になってきた→染めたこと(ヘアダイ)になります。
●最初から紺やクロ、濃茶、グレーの色のもの→ヘア・マニキュアとなります。
<豆知識>説明書に『ブリーチで明るくできません』と書かれてあって染めたのならば、ハイトーンの色にすることは困難となり、髪の痛みが伴うものとなってしまいます。値段で選ぶだけではなく、選択肢が重要となりますから、気をつけましょう! |
現在のようにカラーを楽しむ傾向にある中、化学変化を理解した科学的な知識を基に薬を使いこなし、デザイン、テクニックを合わせてこそ、新しいアイデアの元になります。使いこなすということは混合比を変えたり、加温してみるということとは違います。説明書を読んだり注意事項を守り、相談窓口に問い合わせ、髪質や肌質、希望に合わせられることをいいます。 |