男はつらいよ、お帰り寅さん、良かった♪
過去のブログに何度か、映画「男はつらいよ」を紹介させて頂いた事があるのですが、あの当時は高校の国語の授業に「男はつらいよ」を取り上げる先生がいらっしゃると聞いた事もありました。
年に夏とお正月の2回、公開されて50作の人気シリーズ。
単なる寅さんの失恋シリーズ、というだけではなく世相を反映した話題も織り交ぜられたりしていて関心が高かった様に思います。
例えば、甥っ子のミツオが受験に悩んだり、就職に苦悩したり。
今回は50回で寅さんも亡くなり途絶えていた50作目の記念作、という事もあり、それが色濃くは出ていませんでしたが、しかし所々に共感出来るフレーズが。
過去を振り返るシーンの中にミツオが寅さんに「叔父さん、人って何を目標に生きているんだろうか?」これは予告動画の中にも紹介されていますから(^^)
それに高齢化社会の終末期を迎えるにあたり、という部分にも。
今回のコロナ禍においても県との行き来にも制限をされているか?の様な報道もされていますが、家族関係のあり方にも考えさせられる点があるのではないでしょうか?
山田洋次監督にはまだまだ、お元気で作品を作り続けて頂きたい!ものです。