情けないテレビ報道
僕がテレビ報道へ不信を持つ様になったのは古く、報道と娯楽を分けられていた頃。
忙しい生活にニュースを見るよりも情報番組と言われる久米宏の「ニュースステーション」が登場した頃からです。その当初は筑紫哲也、池上彰、女性でも桜井よしこ、吉川美代子アナ等、記者クラブからの情報だけではなく、きちっと取材をし、理解した上で自分の声でニュースを伝えたい、とされていたのですが、女性に人気の久米宏が新聞の編集委員の小林一樹さんが亡くなられて暴走し、ダイオキシン問題で無実のお茶農家を犯人扱いした頃からです。その後はもう、オウムのサリン事件で第一通報者の河野さんを犯人扱いしたり。
でも、今回はひどいし、情けないですねぇ~。確かに数年前より「自分ファースト」とか表現され、自分たちの損得勘定が優先してしまう事態。
それを観てる側も正しく審判しないといけないのですが、思考停止?
人間の思考回路って脳科学者の中野信子さんによると一度、自分が信じた事の反対意見は受け付けたく無い構造になっている、との事ですが。
僕はあまりテレビを見ない様にはしているのですが、今日の出来事くらいは、と思った先週末の報じられ方も信じられない編集ばかり。
不要不急の外出を控えて、との要望も新型コロナには自分の免疫を高めて共存していくのが一番、との思いから公園で散歩やジョギング、また、家族でお買い物、という混雑が出来ていてもコロナの猛威は衰えていない!と不安を煽ったり、強い要請の傾向。
組まれた特集番組も同系。
各アスリートからも「自宅で楽しく・・・」のオンパレードだったり、安倍首相の週末の過ごし方の動画投稿に対しても少しだけ、対策が後手になっている意見を出した事で公平性を保つ演出?肝心のまるで不必要なマスクの配布に関しては誰からも不満が出ていないかの様に抹殺。
最近の若者の傾向として外国の習近平国家、プーチン、金正恩、トランプ等々の様な独裁に対抗し、日本も、との要望が高いとはいえ、あの人で本当に良いのでしょうか?ゴーンさんにコストカットさせ・・・日産の様に我が国もなってしまわないでしょうか?
思考力が低下、判断力の低下している事を内田樹教授は「サル化現象」と例えられている様ですが、テレビを見ない!と言われた世代の人ですら、新型コロナの事を特別の風邪!と勝手に思い込んでしまう有様。ウィキペディアですら、風邪の分類の中に(^^♪
確かに新型、と言われる風邪に対しては免疫が少ないので用心はしないといけないのですが、一番、猛威を振るう時期を乗り越え、外国からは日本人だけ、何故、爆発的な感染をしなかった?と不思議がれたり、勿論、行政やマスコミにはそれらの解析データも挙がっているはずなのに小出しにしたり。一週間にウイルスとしてはコロナよりも恐ろしいインフルエンザは40万人の感染者が出たら、注意報を出す、と規制されているだそうですが、ウイルスの形からすると冬の風邪で鼻かぜ程度とされるコロナを特別扱いする理由は何処にあるのでしょうか?
医師会や等々の組織も予算を回してもらいたい自分ファーストなのでしょう。昨日、来店頂きました、医療従事者に「今、コロナで大変でしょ?」と尋ねましたら、「報道される様な事は全然、ありません。病院の中の方があらゆる消毒がされていますから安心です・・・」
また、もし、自分が感染したら?と思った際にとらなきゃ、いけない行動に「責任感から・・・」とは説明されていましたが、8日前からの発熱にも関わらず、報道番組に出ていた人も(勿論、彼を非難したりはしません)。他人に移さない為の行動に思いをはせて頂けなかった事が残念。
先週末の国民の動向判断から、あまりにも先延ばしするとウソがバレル?との判断からか?自粛要請期間が二週間と短縮された様ではありますが、以下の動画の様に犬も恐れてマスクをかけたがったり、PM2.5の際には 犬に特殊フィルターのマスクをさせた飼い主が。こんな事態が回避出来ます事を切に願います。