美容業界について

ちと偉そうな表題になってしまいました(^^;)
僕の発言で美容業界を良くするなんて事、出来ませんし、そんな大層な勘違いもしてはいません。
よく「歳をとるとTVに向かって文句を言っている」と言われるそうですが、その類いの美容業界に対する一人の美容師の感想、とでも思って読んで頂ければ幸いです。

僕が美容学校へ通っていた頃には「社会」という科目もあったものの試験で試される様なカリキュラムも少なかっただからでしょうが大先輩美容師の方が『今後の美容界、また美容師はこうあって欲しい』という様な方向性を語って頂けた様に思えます。
例えば、「お客さまには色々が業種、経歴、知識の方がいらして頂くでしょうから例えば、お客さまの荷物をお預かりする、一つの事でもブランド物で何十万、何百万という高価な物もあったり。それを知らずに扱いが失礼にならない様に・・・」「美容師の仕事と水商売(不適切な表現かもしれません)を対比させられる事があります。でもママと呼ばれる管理側の方達はお客様との応対の為に新聞5~6紙に目を通し色々な方面の知識を勉強しているそうです・・・」等、営業に則した実践的な知識を話して頂けた記憶があります。
反面、悪口で公開するのではありませんが先代の山野愛子校長は40年以上、学校運営等、協力していらした副校長や教頭に一度も頭を下げられた事は無かったそう。しかし、生徒に対しては平身低頭。最敬礼とまでは言わないものの低く頭を下げられ「私を目標にして下さい・・・」と語られ、ビジネスの厳しさを見せて頂いた記憶があります。

そこで何を言いたいのか?

美容師の仕事は対面販売でお客さまのご要望を聞き、それに合わせたスタイルを提案させて頂く会話、対話を通じて信頼して頂き、髪なりに施術をさせて頂く仕事です。
そうしますと一般社会では常識と思われ、話された内容を「美容師はそんな風に解釈するの?」と思われる様な常識外れ、と言われる様では不味いのではないでしょうか?
数年前、ホリエモンが野球球団を買収するという公式の場へジーパンで出て、「ブランド物のジーンズだから・・・」と言ったかどうかは定かではありませんが、しかし、TPOを呼ばれる「使い分け」の知識が無い様では困ります。

正式な場所に出席される為に依頼されたヘアスタイル、不祝儀での、等の使い分け。

先日、送られてきた美容組合の情報誌にて紹介されていた、山野グループが立ち上げた組織名、これはNGの様に僕には思えるのですが

BEAUTY, BLOG, HOME

Posted by koasa