続、ヘアカラーのトラブル

2016年9月16日

ヘアカラーでの続報です。
同業で何時、同じ様な事態に陥られる事もあるかも?なので参考にして頂ければ、と公開させて頂きます。

この方は「自己責任で」という事を納得して頂けていましたので当方も出来るだけ、快方に向かわれる様に、との対応を取らせて頂きました。

カネボウ化粧品がロドテノールのトラブルもその後、どの様な経過なのか?が分かる様であれば白斑で悩まれる方へも対処法の参考になるのですが、残念ながら検索をかけてもヒットしませんし、マスコミでも伝えられなくなってしまっています。
ただ、快方に向かわれるのにも日時がかかる、と聞いていましたので通院され易い皮膚科を探すお手伝いをさせて頂きました。
留意点を列挙しますと
・ノンジアミンのカラー剤を使用させて頂こうとも「大丈夫!」という言葉は使用しない
・もし、異常、違和感を感じられた場合はご連絡を頂ける様にお願いをする
・近隣の皮膚科医と連携を取れる様にしておく
・出来れば保険に加入
これが無いと例え、ノンジアミンのカラー剤であったにしろ、痒くなって皮膚科に行かれた場合は「カラー剤による皮膚炎」との診断が出される事が多いでしょう。
交差性と言いまして衣類やバッグなどの染料に反応して「かゆく」なったり秋草に反応してアレルギーが発症したのであっても可能性は美容師レベルでは立証出来ないのでは?

美容師が信頼して任せて頂ける様に信頼を高めて参りましょう!

余談なのですが職業柄、TVを観ていてもつい、髪やヘアスタイルに目が行ってしまいます。オフコースの小田和正さんも生え際が白斑気味になってきている感じです。もう酸化染料(染める)の使用を中止された方が良い様に思います(^^;)

BEAUTY, BLOG, HOME

Posted by koasa