女性の薄毛はクリニックで治るのか?

女性の薄毛治療記事プロフィールでも紹介させて頂いておりますが、30年以上前より(社)日本毛髪科学協会で勉強をさせて頂いております。
発足当初は男性の薄毛、アトピーなどの病気により髪の毛が全て無くなったりするのですがそういう患者さんの受け皿が無いからと年間、何百もの症例を受け持たれた故・渡辺靖先生がその知識を髪に携わる理美容師にも、と他の有識者と立ち上げて頂けた公益法人です。
知識を持った者が無いものを騙すのは簡単だが、それを利益の為にしてはいけない!と髪の事ならず、皮膚の事、化粧品の事など色々な知識を公正、中立の立場で教えて頂けています。
しかし、市場主義が強まってか?情報化社会となったからか?背景は分かりませんが、メディアや有資格者までが弱みを持った方につけこむビジネスが強まっている様に思えます。
昔から話題や大きなニュースが無い時に「薄毛」の話題はハズレ無く、関心を集める事が出来る、と言われ、登場するのですが近年は女性の薄毛に悩まれる方もターゲットにされています。

癌を患われてや、甲状腺の病気、円形脱毛症の病気による脱毛症とは別に女性でもお父さんやお祖父さんがハゲていた家系の方ですと加齢により薄毛の症状が出て参ります。
その人達をターゲットとする記事となっているのでしょうが、この中に紹介されている「毛母細胞活性化治療」「ハーグ治療」「プラセンタ頭皮注射」「ダイオードレーザー照射治療」で改善するのでしょうか?
どんな薄毛も髪を作る為の毛母細胞の栄養不足の為に起きる現象だそうですから、渡辺先生はその様な患者さんもケースによっては神経ブロックなどの治療により改善の効果が現れた、と話して頂けていましたが、家系的に薄毛になる女性も遺伝子として「髪を作る為の栄養を受け取らない」様な要素を受け継いでいるのでは?とおっしゃっていました。

医師の資格を持ってらっしゃる方までが、営利目的の為に騙す様な行為をなさらない事を祈っております。

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Posted by koasa