ヘア・カラーのかぶれ

2015年10月24日

今日は少々、自己嫌悪気味です。
決して放送をされたNHK総合が嫌いというわけではなく、むしろ期待している程ですので誤解されない様に!と
窓口に電話をさせて頂きました。
ご存知かと思いますが、ニュースは「消費者安全調査委員会」や「厚生労働省」等々で公表されるソースを元に番組独自の切り口で!と視聴者に分かり易く、放送されるものです。
僕が観た午後7時からのニュース番組では
・カラーでこんなにかぶれてしまって髪も抜けてしまった・・・
・美容師が取材を受けて「当店では必ずパッチテストをして頂き、48時間後に異常が無ければ染めさせて頂いています」
等々の紹介の仕方。

どうですか?これで多くの方がカラーを愛用してらっしゃるでしょうが、正しく知識が伝わって理解されましたでしょうか?

窓口の女性はあまりアレルギーに対しての知識がおありになられないのか?分かって頂きたい!との熱意を持って説明をさせて頂いたはずなのに「担当者に伝えておきます」と打ち切られてしまいました。

アレルギーとは人は誰でも持っているもので何時なんどき、反応が現れるものかもしれません=抗原抗体反応
病気になっても治りやすくなったり、かかりづらくなるものは「免疫」と言い、湿疹が出来たり、かゆくなってしまい厄介なものを「アレルギー」と分けているだけの機能です。
では「かぶれてしまったら、どうすれば良いのか?」さえ、理解していれば自分の体質とも上手く付き合っていける!
というものではないでしょうか?
花粉症もそうですし、小麦や卵、牛乳に対するアレルギーをお持ちの方もその様に対応してらっしゃるのではないでしょうか?(文章表現が下手ですね^^)

僕の感覚をNHK総合の編集者やプロデューサーも押しつけよう!とは思いませんが、少なくてもプロデューサーや編集者が自分でもアレルギーがあったり家族にその様な方がいらしたらこの様な編集のされ方はしないのでは?残念に思い、説明させて欲しかった次第です。

小麦にアレルギーのある方はそれを食べて苦しむのは自分ですからお店を選んだり、食物を選ぶ際にも使用されていないものを選びますよね!?

ヘアカラーかぶれもそれと同じです。一度、ジアミンに対してかぶれてしまった方はもうそれ以外の染毛剤も良いものが出ていますのでそれ以外の選択枝を選ばれれば良いだけの事です。
番組の紹介された美容師の様に「パッチテストをして・・・」なんて実行性の無いアドバイスはしないのでは?

これらの知識が無く、万が一、かぶれてしまったら出来るだけ早く「コーチゾン系の軟膏」を着けて頂くか?救急ででも医者にいき点滴をしてもらって下さい。

是非とも誤解を招かない放送、報道をして頂きたいものですm(__)m

※補足説明
メーカーも「パッチテストを・・・」という文言を入れたという免責だけではなく、アレルギーという作用の知識をもっと呼びかけられる事が大切なのではないでしょうか?
そうすればメディアの編集に携わる方や権限のある方にこの様な誤解を招く放送の仕方をされない、かと思います。
メーカーの講習などでは数字=営業効果を上げる為に「当社の製品は植物性ですので大丈夫です・・・」という様な説明をしたりします。
植物ではアナフィラキシー・ショックをもたらす場合もありますので更に深刻です。
「小麦」のアレルギーの様に恐ろしさを知っている人は自己防衛でお店や商品を選ばれる様に情報の真偽も見分けられるでしょう。

アレルギーとは誰の責任でも無く。「自分の体質の変化」という理解が深まって頂ける事が良いのではないでしょうか?

 

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Posted by koasa