気をつけましょう美容室での事故
ヘアカラーでの事故の対処法の前に一昨日、送られてきた美容組合からの「BA東京タイムズ9月号」に件名のコーナーがありましたので紹介させて頂きます。
どの様な保証に対しての賠償額は高騰しているのでしょうが、美容室での事故での高額賠償事故例というのが発表されていました。
支払い年月日 | 対人・対物 | 支払い金額 | 概要 |
2014年5月 | 対人 | 6,414,705円 | 店内床の髪の毛で滑りお客さまが転倒。右大腿骨骨折。高齢のため、リハビリを含めて1年半の治療期間を要し解決にあたっては弁護士事案(以下、省略) |
2015年2月 | 対人 | 2,226,770円 | パーマのコテがお客様の額にあたり、塊状痕が残るやけどを負わせた。解決にあたっては弁護士事案に発展した為、事故日より11ヶ月経過(以下、省略) |
2012年10月 | 対人 | 1,580,690円 | シャンプー台へ誘導する際、お客様が立ち上がる途中でイスを回転させてしまったため、転倒。膝を骨折し入院35日、通院75日。治療費のほか、慰謝料休業損害等で(以下、省略) |
まだ他にも列記されていますがどれも高額。
最近、ニュースでも取り上げられています、まつ毛エクステンションによる事故も美容室だから回避出来るというものでも無く5万円ちかい賠償例が紹介されています。組織力のあるサロンは独自でも解決出来るのかもしれませんが、個人経営が多いと言われる美容業界。事故を起こさない様に注意する事は言うに及ばず、組織連携や社会参加、地域貢献等々、考えを広げられる事も大切に思えます。