鼠径ヘルニア体験記

鼠径ヘルニア
昨年末の挨拶投稿の際に少しだけ、入院、初手術の件に触れさせて頂きましたが、実は昨年末、「右鼠径ヘルニア」の手術をして頂きました。K病院でして頂きまして、タイミング的に手術が空いている日時が「クリスマス・イブ」との事で僕とすると好都合と判断しお願いしました。
お陰様で順調に回復しまして年齢の割には早く全快なのかな?と思えた時期もあったのですが、全身麻酔で初めての手術体験で勿論、戸惑う事も。年末年始は勿論、ドクターもお休みですのでネット上に「体験記」が無いか?と検索をかけてみましたが、診断されて退院する迄の事は数人の方が同じ診断名と告知された方に参考になれば、と公開されていますが、僕の一番、知りたかったその後の事を見つける事が出来ませんでした。
再発率1%程度、と確率の低い手術となっていますがドクターからは「術後三ヶ月、特に一ヶ月間は重いものを持ったり激しい運動、腹圧のかかる様な行動はメッシュの間から腸が出てしまうケースも・・・」との説明もありますので、不安になられる方に参考になれば、と公開させて頂きます。

まず、経緯は他の方と同様:
昨年、7月くらいよりお腹がまるで盲腸(虫垂炎)の様に痛くなり、いったんは治まったものの再度、痛くなった為、かかりつけの内科医に相談に行きました。そうしましたら鼠径ヘルニアと診断されたものの、出たり引っ込んだりする間は大丈夫と聞きましたから僕自身は墓場まで持っていくつもりで痛くなるとトイレで押さえたりして引っ込めていました。
それが12月に入って「ポケット」と言われる隙間=スペースが出来てしまい、そこに出やすくなる、との事で引っ込めてもトイレに行きたくなるとお腹が痛くなる様(便意を催し我慢するとお腹が痛くなる感じの強い様な感じ)な状態が続き、手術をしてもらうという決断をしました。

ネットで検索をしてみると専門クリニックでは「日帰り」と紹介されていますので当初は抜歯程度の認識で受診。しかし、ドクターの説明によると術後の安全性を考え、2日間は入院、という形を奨められ。
それで同意し、手術の前日に入院し諸々の準備を看護婦さんにして頂いて、という進行は他の方が紹介されているのを同じで僕もその方が良いと思います。
手術10時間前くらいから食事が出来なくなりますので点滴に変わり、下剤を夕食時くらいに渡され、4時間前くらいより水分は摂取出来なくなります。
下剤を飲んでも便意の無い方は浣腸と説明されます。
前の手術の進行具合にもよるが順調なら一時間くらい前より、準備を、と説明され、手順表にある準備を自分でして看護婦さんに付き添われ、手術室に入ります。そこから全身麻酔で手術事態は30分程度で終わったらしいのですが全然、知らないまま終わり、ベットに戻されていた状態でした。
足には両足にマッサージ機を付けて(ブーツの様な状態に掃いて圧力によってマッサージされている感じ)頂けるので麻酔から目覚めてもすぐに歩ける様な感じでした。
それに痛くなったら一日3回、我慢しないで飲んで下さいと痛み止めを渡され、翌朝の回復状態をドクターが確認して頂け、僕は退院を許可され、自転車で帰ってきました。

縫った糸も自然に解けてしまうものなので抜糸の必要も無いとの説明で新年8日が再受診でその時の回復状況を診るまではお風呂は我慢をしてシャワーだけにして下さい、との説明でした。

じっとしている時の痛みは翌日には無くなり歩く時の痛みは痛み止めを飲んで仕事も出来ますし、2日間くらいでビッコも引かないで歩ける状態まで回復しました。

しかし、それで全て不安が無くなった、というわけではありません。
紹介させて頂いた手術10日後の画像が紹介してあるものです。
ドクターから説明を受けた状態では筋肉や腹膜に出来た穴から出てきてしまう腸をメッシュで塞いで・・・というもので注意とすると腹圧がかかると間から出てきてしまう、というもの。
出てきてしまった?という不安になりました。(^^;)
最初は全体に少し腫れていてここの部分だけ、残っているので目立つのか?これも時間が経てば自然に引っ込むなり、気にしなくても良い程度なのか?が分からなく、不安になりました。
鼠径ヘルニアの不安はやはりまた、腸が出てきてしまう様にならないか?だと思うのですが、ドクターのお休みが終わり、電話で確認をしましたら、やはりあまり長時間の座っている、という様な行動も腹圧に繋がるとの事で出来る限り横になっている時間を増やした方が良いとの事でした。

結果として僕自身は痛いのを我慢したいたりしないで早めに手術をしてもらって良かったとおもいますし、もし、同じ様な症状になられた方は安心して手術を受けて頂いてもかまわない様に思います。

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Posted by koasa