オゾンホール

2015年6月22日

qa 紫ボール オゾンホールって何ですか?
紫ボール 環境問題でオゾン層破壊って社会問題にまでなりましたよね。(^_^;)

新聞等で衛星から撮られた写真をご覧になったご記憶もおありのことと思いますが、南極にオゾンホールが出現するのは南半球の初春です。南極のオゾンホールは9月から10月にかけて大きく広がっていきます。酸素分子が紫外線により酸素原子(O)となり3つ結合したものがオゾンとなるのですが、フロンがやはり紫外線で分解された塩素分子(CL)が一酸化塩素となる為にオゾンを壊してしまうのです。 この南極でのオゾンホールに代表される、フロン等の物質によるオゾン層の破壊は、熱帯地域を除き、ほぼ全地球的に進行しており、特に高緯度地域で減少率が高くなっています。そうなると紫外線が地上に到達する量が増加するともいわれていることから大きな社会問題にまでなりました。1996年にはフロンガスの全廃の動きも始まり代替フロンとしてヘアスプレーLPGに変えられました。
しかしこれまでに放出されたフロンによりしばらくの間オゾン層は破壊され続けその影響は来世紀にまで及ぶといわれています。一般にオゾンの量が1%減少すれば地上に到達する有害紫外線UVB)は2%程度増加するといわれており、紫外線とうまくつきあえるよう生活習慣を考えていかないといけないといえますね。
豆知識
太陽光線には殺菌作用もありましたり体内時計にも関係してるといわれますから神経質になりすぎるのも問題ですが、紫外線を浴び過ぎると皮膚癌白内障の発生が増加するといわれます。 

 

Posted by koasa