UV化粧

2015年6月24日

qa 紫ボール UVカット、SPF、PA++って?
紫ボール 肌も顔が違う様に親子・兄弟姉妹といえどもすべての人が違います。多くの製品の中から自分にあったものを選べることは良いことですので活かしましょう!(^_^)

以前は『日焼け止め』といえば白塗り仮面というような感じでしたりフライパンに油をひく要領ともいわれた時代もありましたが、今は細分化されました。化粧品の紫外線防止効果には、2つの表わし方がありその効果の大きさをしめすのが、『SPF値』と『PA分類』。
数値が大きいほうがいいと単純に理解している人が多くありませんか?やみくもに数値の高い商品を選ぶことよりまず、きちんとしたSPF値とPA分類の意味を理解し、ケースに合わせた商品を選びをし、うまく対策してください。
●UVBを防ぐ効果を示すSPFSPFとは、Sun Protection Factor(サンケア指数)の略でUVBの防止効果を表す数値です。 日本国内では1992年日本化粧品工業連合会で測定法が基準化されて以来、防止効果を知る1つの指標となっています。 通常、夏の海辺で日光浴をした時、何も塗らないと20~25分で肌は赤くなり始めますが、たとえばSPF43の日やけ止めなら、きちんと塗って20~25分×43倍で約14~18時間、肌が赤くなるのを防ぐことができます。 また日本国内においては紫外線到達量から換算するとSPF35で十分であるという考え方もあるそうです。
●UVAを防ぐ効果を示すPA表示
PAとは、Protection grade of UVAの略でUVAをどのくらい防止できるかという目安。 1996年1月よりSPF値と合わせて表示することとなっている。UVB防止効果をもたずUVAのみ防止する製品は炎症を引き起こす可能性があり紫外線防止化粧品とはなり得ないためです。ただしSPF表示のみでPA表示がない場合は1.PFA値が2未満であるのか、2.測定されていないのか、3.商品特性上等の理由でメーカーがあえて表示しないけーすだそうです。 4段階に区分され、効果の度合いを「+」の数で表示しています。

表示せず 2未満
PA+ 2~4、効果がある
PA++ 4~8、かなり効果がある
PA+++ 8以上、非常に効果がある

 

資料提供:日本メナード化粧品

豆知識
紫外線対策の先進国といわれるアメリカやオーストラリアでも、表示できるSPF最大値30だそうです。高いSPF値を利用したからといっても効果は二分の一ともいわれます。化粧品選びに共通しますように 必要以上のSPFを求めるよりも、使用性、安全性を考えた日やけ止め選び、そして正しい使い方大切です。

Posted by koasa