良いシャンプー剤の選び方
正しいシャンプー剤の選び方 | ||
洗浄力はもちろん必要ですが、皮脂などの油分を除去しすぎて頭皮の生理機能に害を及ぼしたり髪の光沢や美しさが失われないものが良いでしょう! |
良いシャンプーの条件は前の項でも説明させて頂きましたので、少し成分的なことを紹介します。一般的には
80%水・起泡洗浄剤15%・起泡洗浄助剤(帯電防止剤・増粘剤・防腐剤・抗酸化剤・着色剤他) |
となっていまして、それにツヤやくし通りを良くする為コンディショニング剤配合、最近の傾向ですとパール剤、他薬効成分が含まれたものとなります。
起泡洗浄剤 | 陰イオン界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム・セチル硫酸ナトリウム等々) |
両性界面活性剤(アルキルイミダゾリン・アルキルアミノプロピオネート等) | |
起泡洗浄助剤 | 非イオン界面活性剤(ラウリル酸エタノールアミド等) |
この中でも指定成分になっていないものも含まれています。
また、シャンプー剤の種類ですが、メーカーによっても様々なポリシー等でいろんなネーミング、また種類分けされていますから、1例としてですが、
- 一般用シャンプー(特にタイプの指定無し)
- コンディショニングシャンプー:柔らかい髪用・ドライヘア用・オイリーヘア用・ダメージヘア用など色んなタイプ。シリコン油が用いられています。
- 薬効シャンプー:フケとりシャンプー、トニックシャンプー、スキャルプ・シャンプーなどが入ります。フケとり用はジンクピリチオン、トニック剤にはメントールが配合されます。
- マイルドシャンプー:頭皮や髪への刺激を低くするよう作られています。
- リンスインシャンプー:シャンプー後、リンス効果をもたせているもので陽イオンポリマーや特殊シリコン配合により実現化できたものです。
なるほどと思って頂けた部分もあるかと思いますが、もっとも大切なのは【自分に合ってるシャンプー】ではないでしょうか?仮にシャンプーの全成分表示になったところでメーカーによっての違いは出てくるでしょう。わかり易く考えて頂く為にお料理に例えてみてはいかがでしょう!?
使用する材料が全部分かっていても作る人によってお料理の味って違いませんか?材料の量によっても違ってきますし、調味料(起泡洗浄助剤)のさじ加減・入れるタイミングによっても違いませんか?また次の項で説明しますが、アレルギーが複雑なものとなってきます。それに遺伝子組替え食品も問題になっていますが、食材(起泡洗浄剤)が<せっけん系・石油系・高級アルコール系>はたまた合成か?天然か?で違ってくるのではないでしょうか?