脂性で抜け毛が気になる

2015年6月17日

qa 紫ボール 脂性で抜け毛、薄毛が気になるのですが?
紫ボール ここでは脂漏の体質をもった人に起きる脱毛症について説明します。

このところ、男性にも脂取り紙が売れ行き好調でしたり、清潔に心がけて頂く事は結構なことですが、誤解が多いようです。『毛根に邪魔な脂』や前の項で説明しました『脂漏性脱毛症』等で脱毛が起きると誤解されている方もあるようですので何が大切かを説明します。
肌の脂性でお悩みの項でも説明させて頂いておりますが、邪魔者とされる皮脂も非常に大切な役割があります。それに皮脂分泌量の多いところはその奥に大切な部分があるというメカニズムで当然、脳のある頭は硬毛で保護されていたり他の部分より何十倍も皮脂も多くなっています。
皮脂腺の発達した部位を[脂漏部位]といい、皮脂の分泌量が特に多くなってるんですが、他の人より多いことを[脂漏]といいます。フケで抜け毛が起きる場合は脂漏性脱毛症と分類され、その中に脂漏の体質をもった人に起きる脱毛があります。これもただ単に脂性といわれる方とは違い、頭皮には白いフケの塊のような物がつき、毛孔に赤い丘疹ができる頭部脂漏性湿疹があります。この場合にもはやり休止期毛の脱毛が多くなることがあります。当然慌てられる必要のないものなのですが、この湿疹を治す居所療法の他に1日にビタミンB2・40ミリグラム、B6を20ミリグラム内服されるとかなり好転することがあるそうです。またこのようなケースとなる方は顔をみますと赤ら顔で脂ぎっていて眉間周辺にフケのような落屑がついてる場合が多いそうです。
抜け毛に悩むイメージ図
また、脂性を気にする方が多いようですからその対処法を簡単に説明しておきますがあくまでの体質ですから程々で良いのですが、仕組みは・・・
食べ物等から体内に入るカロリーに対し、身体を維持する基礎代謝の他に動きに使われるエネルギーの方が少ないと脂肪という形で保存となります。上記にもあげましたビタミンBは皮脂の原料となる脂肪の代謝を助けてくれるんですがエネルギ-オーバーによるビタミンB群不足となるわけです。
また脂肪や糖質やアルコールをとり過ぎますと、肝臓に負担になり、肝臓などの代謝機能が低下すれば脂性肌になる可能性があるのだそうです。よって甘いものや脂肪分のおおいもの、また、アルコールの取り過ぎに気を付けて頂き、エネルギーを消費する適度な運動をして頂き代謝を助けるビタミンB2・B6を摂取して頂く。また、まめにシャンプーなり洗顔をして頂く事ですね。

豆知識
細い髪の方が脂性ですと髪のボリュームなくなってしまいましたり地肌が光って見える為、敬遠されますが脱毛をおこすようなことはありません。シャンプーはケアケアの基本ともなりますから毎日か少なくとも2~3日に一度はしてして頂く事が望ましいでしょう。またほとんどの脂性は生活習慣を改善すればよくなります。

Posted by koasa